ちばわんのプロフィールにも書かせていただいておりますが、イリーナのお嫁入先は、他の犬や猫がいないご家庭がいいのではないかと考えております。

イリーナ、ごめんね。 こんなお話をすると縁遠くなってしまうかもしれないけれど、とても大切なことなので、ちゃんと書かないとね。

IMG_4122
イリーナはセンターを出た後、別の預かり宅にいましたが、そちらの先住犬に何度か本気で噛みついてしまい、成人男性でも引き離すのが大変だったそうです。 また、先住猫のことを追いかけようとする為、猫とは別のお部屋で生活していたそうです。 このままではイリーナのためにもよくない、ということで犬猫がいない我が家にお引越ししてまいりました。 

今はひとりっコのイリーナ、穏やかで特に問題のない毎日を過ごしています。 
IMG_4135
こちらに来てから、お散歩中に会う犬や猫とイリーナの様子を観察してまいりました。

イリーナは、自分から他の犬に近寄っていくことは殆どなく、目をそらして逃げようとします。
相手が近づいてくるときは、優しく穏やかな犬とは短い時間でしたらお互いに匂いを嗅ぎ合うご挨拶ができますが、それでも時間が長くなると低く唸り始めたり、背中の毛が逆立ってきたりします。 気の強そうな犬の場合は、かなり遠くから気配でわかるようで、他の道に逃げようとします。

自分から他の犬に吠えかかったり、喧嘩を売ったりしたことは1度もありません。 他の犬を怖がっているように見えます。 それだけに、スイッチが入ると死に物狂いになるのかもしれません。 前預かり宅でのように、成人男性でもコントルールが難しくなると考えられます。

今の状態では、お散歩中は他の犬にご注意いただく必要がありますし、おそらくドッグ・ランのように他の犬がフリーでいる空間は、イリーナにとっては強いストレスとなり、相手の犬にとってもイリーナにとっても、大変危険だとご理解いただけますようお願いいたします。

外の猫に関しては、やはり追いかけようとします。 が、こちらは尻尾を振ってクンクン鳴きながら追いかけようとしますので、威嚇というより、猫に興味があるように見えます。 犬が好きで慣れている猫でしたら猫の方でうまく対応してくれるのかもしれませんが、それでも猫のストレスになるのでは、と案じております。
IMG_4181
イリーナは、我が家の前の預かり犬、ゆめちゃんと一緒に9頭で、9月末にセンターに持ち込まれました。 そこで仲間の大半が殺されるのを目の当たりにし、11月に前の預かり宅に移動、そして3月半ばに我が家にやってきました。 彼女にしたら、今度は何が起こるのだろう、と緊張の連続だったと思います。  彼女の緊張と心労を思うと、次の移動先こそは、終の棲家にしてあげたいと願ってやみません。
もちろん、先住犬・猫がいないから絶対に大丈夫ということではないでしょう。 他にも一緒には暮らせない理由も出てくることもあるでしょう。 ただ、一つでもリスクを減らしてあげたいと、預かり親心で思っております。

イリーナは、人に対してはとても従順で、人懐こく甘ったれです。 おそらく自分のことだけを見ていてほしいのではないかと思います。 この愛情を独占したいという思いが同居犬への嫉妬になり、不仲の原因にもなり得ます。 そして不仲だけにとどまらず、関係の不安定さが色々な問題行動の原因になることもあります。 一匹だけで飼われていれば長所となるイリーナの性格が、同居犬がいることで裏目に出てしまうこともあるでしょう。
 
甘ったれではありますが、きちんと状況判断ができますので、こちらが忙しかったりその気が無いときはちゃんとわかります。 自分のベッドの中や、人の隣でおとなしくしています。 また、人にとても興味があり、何かあると人を頼るような目で見上げますので、信頼関係が築ければ、人とはとてもうまくやっていける犬だと思います。

そのようなわけで、イリーナは彼女だけを可愛がって下さるご家庭に嫁がせてあげたいと考えております
。 どうかご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。


とても春らしいゆめちゃん便りをいただきました   明日アップさせていただきますね。